200系気動車 最終確認時期:2005年3月

JR化後、各社では大出力エンジンにモノを言わせるタイプの気動車が次々と現れましたが、この形式も元々は篠栗線通勤輸送用として1991年に登場した形式でした。

その後、カラーを変えつつも長崎地区・鹿児島地区と順当に勢力範囲を広げ、今は大分・熊本とほぼ九州全域でその姿を見ることができます。

香椎線でよく見かける1両運行可の220系。両運転台以外の外見上の差異は殆どありませんね。

鹿児島地区快速「なのはな」に入るタイプ。鮮烈な黄色が目立ちます。

車内は投入線区によって多少異なりますが、おおむねでこの黒いモケットにドットパターンが見られるタイプです。

単体・単品でのインパクトはありますが、内装化粧板もグレー調でまとめられており、特急車の内装が彩度高め・コントラストを重んじていたのに比べるとややもすれば暗い、と言う印象に落ち着くのではないでしょうか?

座席は転換クロスシート、背面は811系、座面は813系(0番台)の流れを汲んだ微妙にオリジナル仕様です。シートピッチは910mm、スペック的には必要十分にして特段の過不足も感じません。近郊形車両としては良いできであると思います。

肝心の座り心地ですが、腰の下部および座面のアタリが少々固いように思えるのは813系のそれと似た感じです。

セミクロスシート車には、ドア部分にこのようなゴミ入れがあります。

ロングシートバージョンの車内全景。ゴミ箱は運転台後ろに分別収集対応でセットされているのが特徴と言えば特徴です。

座席自体はごくごく普通です。座面が少々高く、奥行きも何だか詰まり気味な気がしますが…。ソデ仕切はプレーンなパイプ、肘掛に高し・仕切に低しで機能性からはあまり誉められた感じではありませんねぇ。

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座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
普通(自由席)2不詳910mm