223系電車(0番台・換装車) 最終確認時期:2007年3月

紀州路快速と併結運転が基本となり、空港輸送より日根野までのお気軽速達電車じみた空気も感じる今日この頃。

「はるか」と共に鳴り物入りデビューの同車にも色々と変化が起こっています。

車内全景です。1&2配列は基本的に変わっていませんが、座席の手摺りなどが変わったことで、ちょっとゴテッとした雰囲気を感じます。

1人掛の転換席はWWK101から、新快速系統でよく見掛る転換クロスシートと同系統に改座されました。以前と比べ、背ズリのシルエットが少々ボテッとしています。手摺りが大きく目立つ色になった(これはバリアフリー対応と言った方が適切か)ことも違いでしょうか。窓側のアームレストも省略されています。

WWK101のダブルリンク機構が、折り返しの激しい同線の使用実態に耐えきれなかったようで、転換時不具合や折損事故もままあったようです。何より、象徴的なのは荷物固定用の収納式ベルトが無くなったこと。やはり使われていなかったと言うことです。

ドア脇については転換機構がないことから、従来の座席がそのまま残されています。戸袋窓の関係で、テーブルが独立した小テーブルなのもそのまま。

座り心地に限れば、こちらの方が私は好きだったので、少々残念ではあります。

2人掛席についても、WWK202から改められました。

この座席、背ズリと座布団のかみ合わせというか、コンビネーションがバラついている印象を受けます。背ズリ奥までしっかり上体を落とし込んでも、座面が平板チックな感じでお尻が全く安定しません。お尻を前後に多少ズラしても安定ポイントが見つからないんですね、これ。

そして、戸袋窓の在来座席部分。うん、このアグレッシブなソデ体のフォルムがカッコイイです。こう、文字にすると「シャキーン」が似合うそれ(笑)。

車端部は昔のまま。知ってか知らずか、ここは良く埋まっているのを見ます。結構好きな人が多いようですね。

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座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
普通1不詳910mm
普通2不詳910mm