平成筑豊鉄道400形 最終確認時期:2010年7月 | |
元号担ぎのリーディングケース。平成元年設立の第3セクターってことは、創立四半世紀ももうすぐなんですね。JRから線路を承継した時と比べると、駅数がドドンと増えている上、運行本数も比較的多いので使いやすくなってるかと。 自然災害で路盤が持っていかれて運休と言ったダメージにめげず、駅のネーミングライツや後述のオーナー制度などのユニークな試みが関東でもニュースになったくらいです。 |
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イベント用の500形もありますが、現在の主たる営業車両は400形。軽快気動車と呼ばれるNDCタイプが用いられています。 |
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車内全景はこんな感じ。セミクロスシートですが、クロスシートが数が絞られており、比率的にはセミロングシートと称されるカテゴリに入るかと。 朝晩は通学需要が旺盛とのことで、立席を考慮したものと推察。 |
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クロスシートは甘木鉄道で紹介したタイプと同じで、座面角度はまぁ〜にしても背ズリが切り立ちすぎてしまい、座るのになかなかしんどい。 カーテンは引き下ろしのロールタイプ。ノンラッチ・フリーストップなのは嬉しいのですが、巻き上げ力が強い場所もあって、ズルズル上に上がっちゃうことも。 |
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ロングシートは、このタイプの気動車でよく見られるもので、見かけほど悪くはないにせよ、もう少し座面にリーチがあるとしっかり座れるかな、と思います。 |
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車内を見ると気付くマイレール意識、吊革はオーナー制度の対象となっており沿線の商店や企業が広告と共に掲出されています。 三行広告ならぬ一言広告。 |
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列車待ち中に枕木を見ると、これまたオーナー制度の対象。これで交換経費を捻出しているのだとか。個人も応募可能ってことで、結構個人名とか家族名ってのも見られました。 |
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で、沿線とある駅の一角。雨水を下水口に流すのに、わざわざ樋を洗濯機の脱水槽に一旦突っ込ませるというシュールにして回りくどい構図…。 |
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