北越急行HK100系 最終確認時期:2001年10月

越後湯沢から直江津までをショートカット(正しくは六日町〜犀潟)する第3セクターの北越急行、最高時速150km/hで爆走する在来線最速の特急「はくたか」があまりにも有名ですが、各駅を地道に結ぶ快速・普通運用に入るのが100系電車です。

何気なく最高時速110km/h、駅間距離と線形にも恵まれ、時間帯によっては1両単行にもかかわらず、なかなかの疾走感を体感させてくれます。

車内はJR東日本の110系気動車がモデル、と言っても差し支えない見付になっています。セミクロス配置で、ロングシート部分には吊革が下がっています。

白い化粧板に濃いピンク色のモケットは清潔感も兼ねたものか、コントラストも上々です。

ロングシートはバケットシートになっており、1人毎の着座区画が明確になっています。

クロスシート部分です。座席脚台の位置が多少異なるとしても、そのフレームはJR東日本の100/110系気動車のそれと酷似しており、ロングシートの袖仕切部分も含めて可能な限り共通部品を導入したモノと考えられます。

ヘッドレスト部分にカバーが掛かっているなど、普通列車としては凝った作りといえるのではないでしょうか?

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