京都丹後鉄道KTR700/800形 最終確認時期:2007年6月

京都丹後鉄道、性能やアコモデーション面でJR車両と比肩しても遜色ないオリジナル車両が多く、行くたびに楽しい路線の一つです。オフィシャルサイトのアテンダント日記もなかなか見逃せません。

私は、宮福線用よりも先に乗ったのがこちらでした。優美な二連窓に急行用サロの面影が被ります。トイレ付きがKTR700形・トイレ無しがKTR800形と区別されています。

車内は白系の明るい化粧板と、緑色の座席表地が良く映えています。少々惜しいのは車内灯の数が寂しいこと。昼は大きな窓から明かりが降り注ぎますが…夜は…う〜ん。

座席は新幹線0系発生品のW12を転用し、センターアームレストを撤去した状態で装備しています。足元にはバーレストも備わっており、普通用途の車両としては少々格上に位置づけられます。

元々の座席色はソデ体や背ズリの段織りモケットなのですが、座面は疲弊が激しいのか単色グリーンのモケットに交換されているものがあります。この画像がまさにそれですが…。

コレクション画像を漁れば、1997年頃の物も出てくるはずなので、出てきたらまだ掲出しましょう。

ソデ体のテーブルは利用できるようになっています。我々は撮影の関係で、着座側のテーブルのみを出している画像を撮りますが、このように前列席後端のテーブルも利用できるんですネ。

ただ、これをやると窓側の人が全く出られなくなるので、そのつもりで使いましょう。

ドア脇には宮福線用車両と同様に折りたたみのジャンプシートが備え付けられています。

KTR700形のトイレはこんな感じ。ローカル線でよく見られる細身のトイレです。既存施設のバリアフリー化が進む昨今、このトイレが意外な障害となっている笑えない話もあるようで…。

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座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
普通1W12改980mm