静岡鉄道1000系 最終確認時期:2007年1月

データイムですら6分おき、待たずに乗れる生活路線を地で行くのが静岡鉄道。1000系って、ワタシが小さい時分の鉄道図鑑にもキッチリのってましたね。

裏を返すとそれ以来「何も足さない・何も引かない」を実行し続けてる辺りが凄いかも。片道20分のショートトリップ、道中なかなかメリハリのあるストップ&ゴーは楽しかったりして。

車両側面からピンと来ますが、車内も東急の系譜に通じるカラーリングをしています。すおう色のモケットがポイントですね。

何せ、横を走るJRのモケット色が、一部車両を除けば総じて淡いというか鈍いというか…。ただ、車内灯は今となってはやや少なめの感じを受けると思います。

ロングシートは、ぱっと見で東急8500系のシルエットに近いのですが、もう少し古い世代の感じです。詰め詰めウレタンとは少々異なる感じで、何というかギリギリのバウンス感があると言えば良いのでしょうか。

座ブトンはもう少し前寸が欲しいところですが、背ズリの形状がなかなか心憎く、乗車時間に照らした着座状態で見れば十分なパフォーマンスだと思います。ドア脇のソデ仕切り形状は、肘掛けになる高さに落ち着いてますが、近鉄の一般通勤車に近い感じですね。

車端部はこんな感じ。乗車当時は、優先席も座席カラーを特に変えていませんでした。

窓上には荷物棚がありますが…。

どちらかと言えば、無い方が多いです。長時間乗車じゃない、ということで、どうせ荷物は手で持つからイイや、みたいな合理的発想(笑)。

最初の画像がラッピング電車だったので、一般タイプも。

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