東武1800系 最終確認時期:2015年5月 | |
東武1800系といえば、いつぞやのキワモノ(本来の意味で)ではなくこのシルエットが正調ではないでしょうか。 最終増備編成ではありますが、今でも堂々の6連が1本だけ残っており、多客期の臨時快速や団体需要で時折「よっこいせ」とばかりに出動しているのを見掛けます。 |
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タイミングが良ければ、こんなシーンにもお目にかかれます。なんともインパクトのある並びですこと。 |
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車内はビジネス急行として伊勢崎線のヌシを張っていた頃の様子をよく保っており、輸送力上等と言わんばかりに座席がズラリと並んでいます。 化粧板や荷物棚の色が100系スペーシアに準じて白を基調としたものになっているのが、違いと言えば違いでしょうか。やや濃いめのらくだ色モケットが対照的ではありますが、今となってはすこーしだけ時代を感じさせる風合いですね。 |
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座席自体は最終増備グループに設置された「角張ったロマンスシート」という奴でして、960mmのピッチにもかかわらず、シートバックテーブル・ドリンクホルダー・壁面折り畳みテーブル・両面フットレストとなかなか満艦飾、リクライニング機能の有無とシートピッチこそが特急との格の違い、と言わんばかりです。 フィッティングについては、座面のバウンスが良すぎて結果的にアームレストが少し上に出てしまうのと、回転時のスペース上の制約からと拝察しますが背面角度がやや切り立ち気味でして、肩甲骨辺りに押さえ付けられる感が残る、東武っぽいという形容が一番似合う座席です。6050系もそうですが、ランバー部分の張りがもう少しあれば見違える座り心地に化けるんじゃないかな、と。 座席趣味的に見るべきは、ソデ体が非常に重厚で頑丈なフレームになっているトコロ。 |
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デッキ部分は往時の化粧板カラーリングのままとなっています。そうそう、この色合いですよ。 |
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車両間の貫通扉は、客室との仕切に相当する箇所だけとなっており、扉がない部分も見当たります。 春や秋の連休シーズン、臨時快速の設定があったら、早めに注目してみても良いのではないかと思います。 |
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座席データ | 座席クラス | 掛人数 | 座席形式 | シートピッチ |
普通 | 2 | 形式不詳 | 960mm |