福岡市営地下鉄3000系 最終確認時期:2005年3月 | |
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福岡市営地下鉄は長らく1000・2000系のみでしたが、先般、リニア方式の小断面地下鉄として七隈線が開通しました。天神から地下通路で接続ですが、平坦とはいえ、正直かなり歩くような気がします。 |
車内は小断面車両のお約束のような上すぼまりの車体です。照明はカバー付きとなっていますが、かなり車体の外側に近い場所に設置されています。 天井が低めなので、吊革もショーティーですね。そして、割り切りとしての荷物棚レス設計。まぁ、正味30分の純生活路線ですからこんなモンですね。 |
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座席は背面こそかなり上まで立ち上がっていますが、日立A-Trainシリーズ的な設えです。座席横幅は465mmと広め設定になっており、その形状と相まって定員着席という観点に何ら不足はありません。 しかし、正直、座り心地についてはこれっぽっちも期待していなかったのですが、やはりこれっぽっちも救いはありません。固いと言うより「硬い」。無理矢理腰をハメ込む感じです。通路の関係で着座姿勢をストイックかつタイトにしなければならない事情もあるのかも知れませんが…。正直、頂けません。 |
車椅子対応スペースなどはキチンと備わっています。 |
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車両貫通扉部分、この辺の雰囲気は1000/2000系車両の壁面のイメージを投影していますね。曰く木目調の壁。 ちょっと軽やかで好きなのはこの全面ガラス仕切扉とスポットライトの構成。JR四国的「様式美」がここに凝縮されています。 |
この車両はその気になれば完全自動運転が可能な設計になっているそうで、現状でも運転士1名によるワンマンとなっています。 で、進行方向反対側の運転席はご覧のようにスッコーンと開放されています。勿論、運転計器類はカバーされますが…。 |
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ここの運転台部分も客席として開放されます。逆向きではありますが、何とも素敵な眺めが展開されます。しかし、運転台ってジャンプシート扱いなんですね。何か酷いな(笑)。 |
こんな感じ。 |
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