和歌山電鐵2270系(おもちゃ電車) 最終確認時期:2009年7月 | |
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「持ち遊ぶ」から転じて「おもちゃ」…平安時代から転じた長い歴史を含む言葉ですが、この車両を持ち遊ぶにはBトレ化された方でお願いしたいモノです。実車で遊べるのはゴジラだけ。 和歌山電鐵の「おもちゃ」電車、面白い電車からスッ転んだネーミングと言われても、宜なるかなと納得する次第。遠目に真っ赤な塗色、シャア専用なのか九州から移植なのかは神のみぞ知る。 先頭車下部には、元々のスポンサー企業名がデザイン化されて入っていますが、当の会社はオトナの事情で夜逃げ…。波瀾万丈と評するか、B級エピソードと評するか、これまた悩ましいお話です。 |
1号車車端部、窓があった部分は綺麗に塞がれています。反対側はチョコッとだけ残ってますけど…。 |
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2号車車端部、こちらも見事に赤いキャンバスですね。 |
1号車全景。元の2270系画像からしてみると、大幅に手を入れられているのが判ります。何より、ドア脇のショーケース然としたアタリとか、ドアの少し向こう側のアレは何だ、と。 |
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2号車全景。車両中央部に、デパートなどで見かける赤ん坊を入れておく、あのコーナーのような設え。 |
座席は、旧来のタイプであればモケット張り替えなどで残されていますが、全体の大凡半分は水戸岡デザインによるベンチ然とした座席に取り替えられています。 |
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2号車中央のコーナー。スペースの中にはクッションが敷き詰められており、実際に乳幼児をここに預ける光景もチラチラ。 |
車端部には車椅子向けのコーナーがあり、ディスプレイケースには既に色んなグッズが置かれています。車端のベンチは「たま電車」辺りからのデザイン流用ですかね。 吊革の握り輪の部分、カラフルになっています。これはこの区画のみみたいですね。ドア間のロングシート部分は木の素地調になっています。 |
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2号車の窓が塞がれた側、関連グッズなんかが置かれています。 |
1号車のドア脇にはカプセルトイの販売機、所謂「ガチャガチャ」がずらっと…。眺めていると、結構楽しんでいく人が多い模様。学校帰りの学生まで手を出してるんだから…定着してますね。 |
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1号車の窓が塞がれた側。これまた野郎向けのディスプレイケースになってます。ここを手がけた会社が…ああ、ヤッちゃったのね…マークだけ残して。 |
2号車の窓が残された側、「おもちゃ電車」のPVと謎のケース群…メンテナンス用品でも入れてるのかな? |
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ドアは内側までしっかり色が施されています。派手と言えば派手ですが、乗ってみると割と面白い、そんな感じの電車です。 |
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